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新年のご挨拶|仕事と介護の両立が「経営課題」になる時代に

新年のご挨拶|仕事と介護の両立が「経営課題」になる時代に

新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

新しい年の始まりにあたり、
人材・組織・働き方について見直しをされている経営者・人事ご担当者様も多いのではないでしょうか。

その中で、近年ますます重要性を増しているのが
「仕事と介護の両立(ビジネスケアラー)」への対応です。

ビジネスケアラーは“静かに増え、突然離職する”

介護と仕事を両立する従業員は、
• 表面化しにくい
• 本人から相談が出にくい
• 限界を迎えた時に突然動く

という特徴があります。

特に、
• 管理職
• 中核人材
• 代替の効かないキーマン

ほど、介護を理由に突然の休職・離職に至るケースが少なくありません。

年末年始は、
帰省・親の変化・家族会議などをきっかけに、
「このまま働き続けられるのか」と悩み始める従業員が増える時期でもあります。

2026年を迎え、企業に求められる姿勢とは

今後、企業には
「制度があるかどうか」ではなく、
「両立できる環境が機能しているか」が問われます。

特に重要なのは以下の3点です。
• 従業員が「介護の話をしてもいい」と思える空気があるか
• 管理職が最低限の知識を持ち、初期対応ができるか
• 困った時に“つながる先”が明確になっているか

これらが整っていない場合、
介護は個人の問題として抱え込まれ、
結果的に介護離職・生産性低下・組織不安定につながります。

新年は「介護離職を防ぐ経営」に舵を切る好機

仕事と介護の両立支援は、
単なる福利厚生ではありません。
• 人的資本経営
• エンゲージメント向上
• 中長期的な人材確保
• 事業継続リスクの低減

すべてに直結する経営戦略の一部です。

新年という節目は、
• 現状の見直し
• 支援の不足点の洗い出し
• 今年やるべき優先課題の整理

を行う絶好のタイミングです。

「何から始めるか」が分からない企業様へ

多くの企業様が、
「重要だとは思うが、何から手をつければいいか分からない」
と感じていらっしゃいます。

その場合は、
• 従業員の実態を知る
• 管理職に最低限の知識を持ってもらう
• 外部の知見を活用する

といった “小さな一歩” から始めることが、
結果的に最も失敗の少ない方法です。

特別な制度設計や大きな投資をしなくても、
できることから始めることが可能です。

仕事と介護の両立ができる企業が、これから選ばれる

「介護を理由に辞めなくていい会社かどうか」は、
従業員だけでなく、
経営者・人事の姿勢そのものとして、
求職者からも見られる時代になります。

本年が、
• 大切な人材を守る
• 組織の持続性を高める
• 介護離職を“起こさない経営”へ進む

その第一歩となる一年になることを願っております。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。